〜基本的な心構え(社訓)〜



 ココでは交通誘導の仕事を行うにあたっての基本的な心構え、会社でいう社訓(笑)のようなことを管理人の独断と偏見で書きます。
あくまで参考程度ですのでこれがキマリでもないので正しいか真実かはあなたの判断です。
 ・安全第一、安全優先、人命尊重。
これが一番大事なんですが案外意識しないで仕事してしまうもんです。
工事やなにかをやることで事故や危険のリスクが必ずあります。でも安全対策を十分にするには手間も時間も経費もかかるしめんどくさい。
しかし利益を追求するばかりに安全対策を怠ってしまっては、一時的にはうまくいくかもしれませんが長期的には事故る確率が高くなると思います。

安全第一といっても身分の保証されていない誘導員にとっては自分の身を守ることがまず第一ではないでしょうか?
自分の身を守れない人が他の安全を守れるわけもなく、車の運転でも他の車に道を譲れないような人、安全運転できない人が、
仕事で安全に誘導できるわけがないと思います。

仕事の目的、根底にあるものは工事において事故やケガがないように工事を終えることであり、急いでいる車を早く行かせてあげる、
かっこよく仕事をする、うまいと言われるとかは二の次であると思います。

道路交通法や警備業法では歩行者や高齢者、子供などの弱い者を守り保護することになっている。
やさしいく安全運転な運転手ばかりなら誘導員は必要ないが、止まってくれないドライバーもいるので弱い者を守ってあげなくてはならない。
横断歩道、歩行者優先の場所や人がいて危ないときはガッツリ車を止めるべきだと私は思う。

車を運転している人は一般に強気になる、誰しも多少はあるハンドルを握ると性格が変わるってゆーやつ。
操縦している車の性能のおかげで強い、モビルスーツの性能のおかげで高い戦力を誇っている。
しかし車のドライバーの命も尊重しなければならないので車の衝突や接触が無いように誘導しなければならない。

安全第一というと安全のことばかり考えがちである、しかし工事現場においては「危険のポイント」というところに着眼し、
工事でどのようなところが危険なのか、どのような事故がおきやすいか、などを想定して「私たちはこうする」などの具体案を出す。
しかし事故例などの悲惨な、怖い状況を見聞きして恐怖感を持った場合、心理学的に失敗する方向にいってしまいがちなので
恐怖心をあおるのではなく、「ココに気をつけて慎重にやったらうまく行った」という感じが良い。
つまり、現場で危なそうな箇所を何箇所か意識してそこをうまくガードするようにすることは重要である。


・他人を思いやるあたたかい心 

 これはどんな仕事でも大事だと思いますが、人はとかく自己中心的になりやすく、「自分さえ良ければいい」なんて考えたりする。
でも交通誘導は大変な仕事だし、一般の人や同じ会社の人を思いやり、やさしく対応してほしい。
自分に厳しく、他人に優しくしてほしい。
会社の人、仕事の相方の悪口は絶対に言わないようにしたい。

・礼儀・マナー

基本的な挨拶。朝は「おはようございます」いろんな人に「ありがとうございます」仕事関係者などに「お疲れ様です、ご苦労様です」
通行人や近所の人に「こんにちは」

仕事中や目立つところでタバコを吸わない。吸殻は携帯灰皿か所定の場所に。



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