〜自分の身の安全〜


 交通誘導は危険な仕事である。常に危険と隣り合わせであることを自覚し、「大丈夫だぁ」なんて心構えは良くない。
さらに「自分の身を守れない人が、現場や一般の通行人等の安全を守れるはずが無いし守れるわけがない。
ここでは自分の身を守る方法を考えたい。
 ・装備品による安全。
安全ベスト、ヘルメット、軍手、安全靴などの装備品は身に着けるだけである程度身を守ることができる。
ヘルメットなどは物理的に外部からの衝撃を緩和できるし靴や手袋が貧弱だと手をはさめたときなどのダメージが大きい。
安全ベストをはじめとする反射素材は夕暮れ時や夜間に車のライトに反射されドライバーから発見されやすいため身に着けることで
安全性が非常に高まる。
手首や足首に反射のテープのようなものを付けるのも良いと思う。特に足元につけると効果的らしい。

・立ち回りや立ち位置での安全

危ない位置や死角(運転手から見えない位置)にいると危険である。
死角の代表的なものは重機の後ろやダンプ、トラックの真後ろや物陰になるところ。
死角は運転手も気をつけなければならないが、仕事に夢中になっていたりすると全く見えないので誤って接触する可能性がある。
そんな死角や車や壁に挟まれているような位置からはすぐに逃げなければならない。常に逃げ場を確保しておかなければならない。
工事車両なんかは前後に頻繁に移動したりもするので工事車両の真横に付くようにするのも安全かもしれない。
タイヤがある車は真横には移動しませんから(笑)


・あわてない、無理しない

あわてたり無理すると危ない。
「急がないと怒られるかもしれない」「絶対に止めないとヤバイ」そんな気持ちで無理して運転中に事故をおこしたり車と接触したり
しては本末転倒。
安全確実冷静に危険を回避しよう。



戻る